風力発電に関する意見書の書き方

風力発電に関する意見書の書き方

風力発電事業について、

「そんな意見書を書いてもいいの?」

と思うかもしれません。

結論「いいんです!」

意見書を書くことができる理由

理由1.暮らしのことだから

意見書は、住んでいる自治体(町や市)はもちろん、都道府県、国に意見を出すことができます。

もちろん、何も関係ないのに意見書を出すのはあまり思わしくありません。

ですが、風力発電事業は行政にも関わりがあります。

私達の生活のこと、暮らしのことなのですから。

  • 風車の音がうるさいかもしれない
  • 土砂崩れが起こるかもしれない
  • 水害が起こって、洪水になるかもしれない
  • 景観が変わって、地価が下がるかもしれない

「『もしも』のことが起こった時に行政はどう対応してくれるの?」

私達は町・市、都道府県、国に質問意見をいう権利があります。

理由2.電気代のことだから

「【再エネ賦課金】年々上がる電気代は風力発電のせいって本当?」

のページで学んだ

固定買取価格(風力発電事業者の利益)は、私たち一般電力消費者が

毎月の電気代に上乗せで支払わされている「再エネ賦課金」でまかなわれています。

さらに、太陽光発電や風力発電施設が増えれば増えるほど再エネ賦課金が上がっています

ということがわかりました。

と、いうことは、

今回の事業で風力発電が建設されたら 、北海道から沖縄まで 消費者全員の電気代が上がることになります。

なので、電気代を毎月払っている全国の消費者は全員、この「(仮称)新白馬風力発電事業」に関して

町・市、県、国に対して、意見を言ったり質問をする権利があります。

意見書は世論に

あなたの意見や質問を書いて

市・町や県や国に、意見を送りましょう。

全国からたくさんの人の意見や質問が町・市や県や国に届けば、

それは世論の高まりと見られ、影響力を持つことになります。

1通でも多くの意見書が届くよう、みんなでせっせと送りましょう!

風車が建ってしまうと、撤去してもらうのはもっと大変です。

「やいやい」言えるのは今。

1人何通書いても構いません。

意見書の書き方・送り方

意見書の送り方

意見書の送り方は簡単です。

  1. 思うことを自分の言葉で書いた文章を作成
  2. それを以下の全てのご意見フォームにコピー&ペーストして送信する

たったこれだけです。

意見書の書き方

何も難しいことを書く必要はありません。

素直に感じていることを書けばいいし、疑問があればそれを書きます。

できれば一つのテーマで1通送りましょう。

気楽に書けるし、届く数も多くなります。

「思いついたら書いて送る」ぐらいの気軽さで大丈夫です。

意見書の送信先(リンク)

以下に各送り先のご意見フォームをリンクしています。

各自治体名をクリックすると開きます

意見の最初に

「(仮称)新白馬風力発電事業に対する意見書」

と書いてください。

日高町あて(企画まちづくり課、代表 が対応課です)

御坊市あて(市長あて)

日高川町あて

広川町あて

4つの市町に建設予定地を含んでいる(仮称)新白馬風力発電事業。

隣接している地域で1つでも計画が残ると、お互いの町民。市民は困るのです。

県あて

和歌山県あて

国あて

国の各省庁あて (無料会員登録後、送れるようになります)

国への送り方の詳細は→コチラ

1つの声が大きな力に

「自分1人が「風車なんていらない」と言ったところで何も変わらない…」

と感じている人にも、きっと勇気を与えてくれると思います。

一人ひとりの小さな想いが、誰かの希望を生み出します。

一人ひとりの小さな動きが、大きなうねりを生み出します。

1つの声を、大きな力に。

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【山形】栗子山風力発電計画で“データ改ざん”疑惑とその後

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和歌山県で(仮称)新白馬風力発電事業を計画している「事業者」である「JR東日本エネルギー開発株式会社」。 (仮称)新白馬風力発電事業って何?どんな計画なの?(仮称)新白馬風力発電事業」は、和歌山県広川町と日高川町の境にある既設の白馬ウィンドウファームの再建・エリア拡大を計画しているプロジェクトです。JR東日本エネルギー開発株式会社が事業者で、最大60,000kWの発電能力を持つ風力発電機を設置予定。新しい風力発電機は既設のものより大きく、健康被害や環境への影響が懸念されています。日高町の風力発電を考える会 JR東日本エネルギー開発株式会社が山形県で風力発電事業計画をしていました。 ですが、この計画の調査データに不正があったとして告発がありました。 【要点】 1. 山形県の栗子山風力発電計画の準備書で事業者から提出されたデータに不正があったと告発があった。(報道:2023年10月11日) 2. 野鳥の会や日本イヌワシ研究会、地元住民から反発・反対の声、反対署名、市「白紙撤回を」県では「事業中止も含め抜本的な見直し」を求める声が上がった。 3. 告発から約1年、「現時点で撤退は

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風力発電の羽根の下で~和歌山における被害の実態~/風力発電の被害を考える会わかやま 「風力発電の被害を考える会わかやま」が6ヶ月もの時間をかけ独自で取材・調査した内容です。 調査時期:2014年2月 被害者の声:5名 動画内容の要約 内容の要約の下に動画の全文文字起こしがあります。 風力発電の設置状況 2013年6月時点で和歌山県に56基の風力発電機が設置されており、さらに83基の建設計画が進行中。最初の設置は2000年で、その後順次増設されている。 各風力発電機の概要と影響 1. 1機目(2000年設置):修理費回収が困難となり撤去済み。 2. 2機目(2003年設置):売電不成立で運転中、住民からの被害報告なし。 3. 3機目(2005年設置):健康被害の苦情が増加し、夜間停止措置。 4. 4機目(2008年設置):被害報告なし。 5. 5機目(2008年設置):健康被害が報告され、複数の風力発電機が影響を拡大。 6. 6機目(2008年設置):健康被害の報告が発生。 7. 7機目(2010年設置):被害報告なし。 8.

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ここでは、風力発電事業計画がある地域で、個人一人ひとりができることを紹介していきます。 些細なこと、と感じるかもしれませんが1つの声が大きな波を起こしていくきっかけに必ずなります。 小さな一歩は大きな一歩。 「え、これってこんなだったんだ!」という気付きから得られるものはたくさんあります。 まずは、知ることから。 1. 知ること 2. 口コミ 3. 意見書 4. 住民投票 5. 地権者がリスクを認識 それぞれについて詳しくはリンク先で紹介しています。気になる項目をクリックして詳細をご一読ください。 1.風力発電について知る 今回、日高町・日高川町・広川町・御坊市に計画されている「(仮称)新白馬風力発電事業」 これはいったいどんな計画なのか、まず紹介します。 (仮称)新白馬風力発電事業って何?どんな計画なの? (仮称)新白馬風力発電事業って何?どんな計画なの?(仮称)新白馬風力発電事業」は、和歌山県広川町と日高川町の境にある既設の白馬ウィンドウファームの再建・エリア拡大を計画しているプロジェクトです。JR東日本エネルギー開発株式会社が事業者で、最大60,

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住民投票(アンケート)で住民の意見を

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今回の(仮称)新白馬風力発電事業計画では、「林地開発許可制度」の対象となります。 特に、利害関係者の「萩原地区」「原谷地区」は住民の同意が必要です。同意が得られないとその土地での計画は実施できません。 林地開発許可制度とは 林野庁(農林水産省)が定める林地開発許可制度があります。 この制度では、100m✕100mを超える林地(山や森)を開発する際には地権者や水利権などの「権利」を持っている人の3分の2以上の同意が必要としています。 また、その他の者についても「同意を得ることができると認められる場合」とされています。 さらに詳しい情報は林野庁のPDFをご確認ください。 林地開発許可制度について:林野庁 (仮称)新白馬風力発電事業計画では、原谷区や萩原区民が、利害関係者ため、区民の意思を確認する住民投票やアンケートなどが必要です。 住民投票(アンケート)とは 住民投票とは、ある事項に関する住民の意思を、直接確認する制度です。 日高町の過去の事例として、住民投票ではなく風力発電計画の対象区の区民の有権者に対して、住民アンケートを取った例もあります。 林地開発許可制

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